【姫路市】ダイヤモンドの新常識!原産地証明付きのダイヤモンドとは
婚約指輪のダイヤモンドは何を基準に選びますか?価格・品質・大きさなどこだわりたい部分は様々ですよね。ダイヤモンドは基本的にアメリカの鑑定機関GIAによって定められている「4C」を元に価値が決まると言われています。しかし、昨今の情勢から4Cの価値以上に選んだダイヤモンドが本当に天然ダイヤモンドなのか、どのようにして手元に届いているかといった原産地証明が付加価値としてつけられているダイヤモンドに注目が集まっています。
トレーサビリティが保証されたダイヤモンド
トレーサビリティとは「追跡可能な」という意味を持つ造語で、選んだダイヤモンドがいつ・どこで採掘されたのか、原石がどのような形であったか、どのようにカットされたかといった、ダイヤモンドが手元に届くまでの流れが明らかになっているものです。
【トレーサビリティがとれたダイヤモンドが注目されている理由とは】
①ラボグロウンダイヤモンドの流通
ラボグロウンダイヤモンドと聞いてピンとくる方は少ないかもしれません。こちらは人工的に作られた合成ダイヤモンドの事で、天然のダイヤモンドと同じ成分で出来ています。研究所で作られるので30億年と言う長い年月を経て結晶化する天然ダイヤモンドに対し人工的に作るものは安価に量産することが出来るため価格も安くなります。主にはファッションジュエリーとしてTVでも取り上げられていますが一部では婚約指輪業界にも浸透しつつあります。
理解したうえで上記のダイヤモンドを選んだという人もいれば、ダイヤモンドとだけ伝えられて人工的に作られたものという事は後から知った・・なんてケースもあるようでしばしば問題になっています。元々ダイヤモンドを贈る意味合いというのも男性の身に何かが起きた時、ダイヤモンドを売って女性が当面の間暮らしていけるように・・という覚悟の表れとして大粒のダイヤモンドを婚約の証に贈っていたと言われているので、一生モノの婚約指輪はやはり希少性や美しさを兼ね備えた天然ダイヤモンドにこだわりたいという方は多いのではないでしょうか。
②紛争ダイヤモンドではないという証明
1980年代からダイヤモンドの採掘で有名なアフリカでは内戦が多く起こっていました。その中で資金源として(武器を買うため)ダイヤモンドが取引されていたのです。そんな紛争ダイヤモンドの流通を阻止するため、2003年にキンバリープロセス(紛争ダイヤモンドではないことを証明するための制度)が導入され、日本もこの制度に加入しています。ただ、この制度が適用されるのはダイヤモンドの原石のみとなっていて、ダイヤモンドのカットや研磨加工の工程で違法・紛争に関わることが起きていたとしても、紛争ダイヤモンドとは定義されません。
そして現在でもロシアの動きに注目が集まる昨今の情勢もあり、紛争ダイヤと言うのも決して昔の話ではありません。現にロシアもダイヤモンドが採掘される国の一つなので、現在は世界各地でロシア産ダイヤモンドの取引を中止しているような状態です。
③ダイヤモンドの二次流通
1度誰かの手に渡ったダイヤモンドが中古市場に出回った後、再度リカットされてもう一度店頭で販売される二次流通ダイヤモンド。極端に安価な価格帯で販売しているダイヤモンドは出所がはっきりしていないものも多いようです。特別なお買い物であるはずの婚約指輪が実は誰かのお古だった…なんて思いたくないですよね。
上記のようなダイヤモンドに該当しない証明として、原産地証明を付けたgardenのダイヤモンドは、イスラエルのダイヤモンド関連のハイテク機材を開発している世界的企業『Sarine Technologies(サリネ・テクノロジー)社』によって、カナダにある鉱山でダイヤモンドが採掘されたあと、責任をもって全ての流れを把握しデータに起こして徹底的に管理されています。
今回は原産地証明がついたダイヤモンドのご紹介と共にダイヤモンドにまつわる怖い話もご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
ダイヤモンド選びの基準として“希少性と美しさ”のほかに、ダイヤモンドの背景にも注目して選んでみてもいいかもしれません。
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