婚約指輪のお返しはいる？いらない？

最終更新日: 2024/11/15

「結婚してください…」と決意を込めて
言葉と共に贈る婚約指輪。
男性から女性へ贈るのが一般的とされている現在、
婚約指輪を貰った後のお返しは
いる？いらない？と悩む方が多いです。
そこで、婚約指輪を貰ったらお返しは必要なのか、
何を返すのか、疑問に思っていることを
詳しくまとめてみましたので、ぜひご覧ください。

婚約指輪のお返しはいつ渡すのがベスト？
婚約指輪のお返しの予算について
婚約指輪のお返しに選ばれるアイテムTOP５
婚約指輪のお返しをする際の注意点

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婚約指輪をもらった後にお返しをするようになった由来とは？

婚約指輪を貰った後のお返しをするようになった
元々は、結納を交わす際に男性側から女性側に
結納金を渡し、その半額相当の記念品を
女性側からお返しすることが由来となっています。

現在では、結納金の代わりに婚約指輪を男性側が贈り、
そのお返しを女性側が贈るようになっていきました。

婚約指輪を贈ってもらったことに対するお返し品【婚約記念品】なので、お返しに選ぶアイテムは男性が長く愛用出来て、身に着けることが出来るものが選ばれる傾向にあります。
ですが、一番は男性が喜んでくれるアイテムを贈るが良い選択でもありますね。

婚約指輪のお返しの必要性とは？

婚約指輪を受け取った後に「何かお返しをした方が良いの？」と一度は悩む方は多くいらっしゃいます。
実は、婚約指輪を贈ってもらったからと言って絶対に返さないといけないという決まりはありません。

実際に調査を進めると、婚約指輪や婚約記念品を受け取ったお返しを贈った人は、全国で46.5％。
婚約指輪や婚約記念品を受け取った際にお返しを贈らなかった人は、全国で49.7％。
この結果を見ると、お返しを贈った人よりも贈らなかった人の方がやや多いという事が分かります。

婚約指輪の起源と言われているヨーロッパでは、婚約指輪を受け取ったからといってお礼をするという文化はありません。
日本には、何を貰った際にお返しをするという文化があるため、『結婚を申し込んでくれた相手にお礼の気持ちを込めてお返しをする』という方も多いです。

婚約指輪のお返しは絶対ではない

日本にお返しの文化があるとはいえ【絶対にお返しをしない】という決まりはありません。

お返しをしない代わりに、挙式費用や新居費用など、これからの生活費用として貯蓄をするという選択をする人もいます。
ですが、地域や風習によっては、お返しをしないことによって喧嘩やトラブルに発展するケースも考えられます。人それぞれ考え方や捉え方は様々なので、独断で判断をせず、誰かに相談をしたり二人で話し合いどのように進めるのかを決めていくことをおすすめします！

婚約指輪のお返しはいつ渡すのがベスト？

結納の時

結納とは「両家の結びつき」を象徴する儀式で、両家揃って交流をしたい場合に結納をする人は多いです。その際に、男性様から贈られた婚約指輪を披露する場を設けても良いですね！
婚約指輪を贈って貰ったことを報告・披露した後に婚約指輪のお返しを渡すのがベストタイミング。
両家ご両親様に一連の流れを見届けてもらうことで、結婚をするという意識がより強くなると思います。

顔合わせまでに

結納は、結婚前の儀式として執り行う人が多かったが、時代に沿って結納の代わりに両家顔合わせを行う前に渡しておくのがベスト。
ですが、両家顔合わせの際に婚約指輪を披露したり、話題に上がることもあるので、顔合わせまでに渡しておいて、顔合わせ当日に持参をしていれば同日に披露することも出来ます。

お返しは要らないと言われた場合はどうする？

稀に「お返しはいらない」と先に言われるケースがあります。
その場合は「いらない理由」を聞き、遠慮をしているのか、これからの生活費にあてたいからなのか、二人でしっかり話し合う場を持ちましょう！
遠慮している場合なら、婚約指輪を贈ってくれたことに対しての感謝の気持ちをしっかりと伝え、相手が気を遣わない程度のお返しを贈ることがおすすめ。

婚約指輪のお返しの予算について

婚約指輪のお返しの予算を決めるのは難しいポイントですよね。
絶対に『○○円内』という決まりはありませんが、贈って貰った婚約指輪の３分の１～半額ぐらいでお返しをするのが目安とされています！

婚約指輪の平均購入価格は、2024年現在で35万円～40万円ですので、婚約指輪のお返しの予算は、その半額『15万円～20万円』のお返しが平均相場と考えると選びやすくなると思います。

現金でのおかえしってどうなの？

婚約指輪のお返しは『品物で返さないといけない』と思う方も多いと思いますが、現金でのお返しも問題はありません。
一般的には、婚約指輪の半額程度がお返しの平均相場と言われているので、これからの生活費用のことも頭に入れつつ、二人で相談し婚約指輪のお返し金額を決めるのも一つの方法としてあります。
独断で決めていくのではなく、ご両親の意見も取り入れつつ、決めていくことがおすすめです。

婚約指輪のお返しに選ばれるアイテムTOP５

婚約指輪のお返し人気No.１：腕時計

婚約指輪の半分を返す”半返し”を考える女性の方は多く、婚約指輪の平均価格は約30万円～50万円と言われており、その半分なので15万円～25万円ほど。そのあたりの価格帯で用意しやすい＆機能性・利便性・見た目のデザインなど『カッコよさ』も兼ね備えた”腕時計”が堂々の一位に選ばれています。

婚約指輪のお返し人気No.２：スーツ

お仕事でスーツを着用する機会が多い方や少ない方でも、フォーマルなシーンでは、必要なので実用的と言えます。スーツのみで予算が余ってしまう時は、シャツやベルトなどの小物をセットで贈るのも良いでしょう。

婚約指輪のお返し人気No.３：財布

財布はステータスの証にもなるアイテムなので、ある程度高価なものを使うのが常識のひとつ。簡単に買わず、一定の価格以上のものを厳選して購入する男性も多く、お返し価格ぐらいの金額になるとある程度しっかりとしたものを持つことが出来るので人気のお返しアイテム。

婚約指輪のお返し人気No.４：ネクタイ＆ピン

婚約指輪のお返しランキング第2位の「スーツ」の小物編で第4位にランクインするのがネクタイ＆タイピン。仕事柄にもよりますがスーツを持っている方は多くても小物を揃えている方はばらばらです。長く愛用が出来る小物を贈るのも婚約指輪のお返しとして良いとされています。

婚約指輪のお返し人気No.５：革靴

仕事でスーツを着る機会が少ない方でもフォーマルなシーンで必要となる革靴は実用的であり、長く愛用出来ることからお返しに選ばれるアイテム。履けば履くほど味が出てくる革靴は、大切に履いてくれることもポイント高くお返しに選ばれる理由の一つです。

婚約指輪のお返しは”長く愛用出来るもの”を選ぶ人も多く、男性からも喜ばれるものを選ぶようにしましょう。

婚約指輪のお返しをする際の注意点

婚約指輪のお返しを選ぶのはとても悩みますよね。
お返しを選ぶ際は以下の3点に注意して選ぶことがおすすめ！

●流行のものは避ける
●すでに持っているかを調べておく
●予算は無理のない範囲で選ぶ

婚約指輪のお返しは、必要とされ続けてきましたが時代と共に意識も変化しだして、お返しの仕方や必要性を考えるようになってきています。
お返しの有無、お金の使い道などをよく話し合い決めていくか、親族の方に相談をして決めていくかをよく考えた上で判断することをおすすめします。

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